2007年08月22日
弁理士の年収2
弁理士業界のことを知りたい人のために、
知人の話をしましょう。
企業勤務の知人Aさんは、
会社から弁理士試験を受けろと言われて受けたわけではありません。
最終合格したことを会社に告げても、
登録費用や月会費を会社に出してもらえないそうです。
弁理士であるために、毎月2万円の登録料が必要なため、
自腹を切れば、弁理士になると逆に手取りが下がってしまうそうで、
現在は未登録であまり関係のない仕事をしているそうです。
こういう人、他に何人か知っています。
企業勤務の知人Bさんは、知的財産とは関係のない部署で働いている間に
勉強して最終合格しました。
それを会社に告げると、次の異動で知的財産の関連部署に異動になり、
登録費用や研修費用を払ってもらっているとのことです。
これは、Aさんよりは良い待遇ですね。
Bさんの場合は、異動になって年齢給などが上がったため、
年収が10万円くらいあがったそうですが、
弁理士になったことにより、年収があがってはいないそうです。
まあ、当たり前だと思いますけどね。
なんで、弁理士になったからといって、
給料を上げないといけないのでしょうね。
受験生の頃も思っていましたが、
弁理士になったとたんに年収がぐんとアップすると思っている人が
多いのには驚きます。
もちろん年収があがる場合もあるでしょう。
例えば、年収の低い企業からそれより条件の良い事務所に転職する場合です。
事務所に転職すれば、必ず年収があがるのかといえば、
それはノーです。
下がる人ももちろんいます。
最初は、事務所に低い収入で雇われていても、
ガンガン仕事をこなして、所長に信頼されて年収をアップさせる人もいます。
最初は、前職の収入を超えるくらいもらっていても、
前職の同僚に抜かれるパターンもあります。
本当に色々ですね。
雇われ弁理士(経営者を除く)の年収の幅は、
知っている限りでは、350万~2000万です。
この中で、勝ち組になりたければ、
弁理士試験に合格するだけでは足りないのですよ。
人生は、収入だけではないと思いますけどね。
- at 17:42