2007年11月15日

弁理士試験の難易度



弁理士は超難関資格です。理系で最も難易度の高い国家資格といえると思います。
弁理士試験の難しさは合格率では計れません。

まず、受験者の母集団レベルが司法試験よりはるかに高いと個人的には思います。

弁理士試験とよく比較される司法試験は、ピンからキリまで様々な人が受験していますが、弁理士試験は、少なくとも学歴は大学以上で、理系で、弁理士試験を知るレベルの人が受験します。
弁理士試験を知るレベルの人、というのはどういう人かと言いますと、難関大学の大学生・大学院生や、大企業のメーカーの技術者・研究者が含まれます。
難関大学の学生は、困難なことに挑戦するのが好きな人が多いですから、難関資格についても調べて弁理士資格を知っているという人が多いと思います。学内の友人・知人から聞いた、というケースもあるでしょう。最近では授業で知ることもあるのでしょうか。しかし、そうでもない大学の学生はそんなこと調べもしませんから、弁理士資格そのものを知ることがないでしょう。高卒や三流大学卒の人に弁理士って知ってる?と聞いてみてください。「え?便利屋?」といわれることが多いですよ(メーカーの研究者は通常知っています。)。
また、大企業のメーカーの技術者などは普段から特許に接することが多いため、自然に弁理士という職業を知ることになります。大企業のメーカーの技術者は難関大学の理系学部出身者が大多数を占めます。
こういう人たちが受験生になるのです。つまり、弁理士試験を受験する人は、世の中でも特に試験慣れしている優秀な人が一般的な受験生となります。
もともと母集団のレベルが高い中で競わなければならないので、難易度は相当高いといえます。
その結果、そこそこ有名大学卒の人なら自分なら合格するだろう、と思って勉強を始めてみるものの、合格率の割になかなか受からない、という状態になるのだと考えます。
弁理士試験の統計(特許庁のホームページで見れます。)を見ると、東大生でさえ10人に1人しか受からない試験です。
弁理士試験は、難易度が高い試験だということを認識し、合格に向けて勉強するに当たり覚悟を決めて下さい。
難易度が高いといっても、1回で合格する人もいるのです。
何回も受けて不合格なんて、あまりにも格好悪いです。



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